懐かしい写真が出てきた。　

４０年前神戸三宮で、鍼灸治療院をしていた頃の写真である。

１９８１年　６月にヨガの入門が決まり、閉院することになった時に記念に撮ったポラロイド写真だ。

ヨガの師、沖正弘先生に出会わなければ、この治療室で今でも鍼をしていたかもしれない。

人生の大きな分かれ道だったな。

鍼灸師として乗りに乗っていて、収入も多かったのに

突然、無給に近いヨガの修業に入ったのだから

鍼灸師の友人たちは、「気が狂ったのか、矢上は」という反応だった。

　あれから４０年。

　「我が選びし道に　悔いなし」　である。

　若かった、迷いに迷った　２７歳の矢上　裕に　

　今の６７の矢上　裕が言いたい。

　「よく勇気をもって決断した。君の決断のおかげで、多くの人に自力を伝えることができたよ」　と

by 矢上予防医学研究所