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DATE : 2026.10.31

私が長年取り組んできたテーマは            痛みの解決法を突き止めること 

1031- 私が長年取り組んできたテーマは 痛みの解決法を突き止めること 

私は約50年前に鍼灸師の免許を取得して以来、中高年から高齢者にかけての、加齢に伴う痛みについて学び、臨床と指導を重ねてきました。

痛みを研究の中心に据えてきたのは、鍼灸治療家として出会った患者さんの多くが、「この痛みを何とかしたい」という願いを持って来院されていたからです。

また、寝たきりに至る経過の一つとして、痛みのために動く機会が減り、筋力や身体機能が低下し、転倒や骨折につながるという流れがあります。

その入り口にある痛みへの対応と、無理なく動ける生活を支えることが、寝たきりの予防につながると考えています。

そのための方法として、自力整体を開発してきました。

画像検査で明らかな異常が見つからなくても、本人が感じている痛みがなくなるわけではありません。

一方で、画像に異常があっても、それが必ずしも痛みの原因とは限りません。

私が実践の中で注目しているのは、以下の二つの原因です。

怪我や障害による炎症の痛みは別として、「関節活動不足による脊椎関節や手足の関節の干からび硬直、飲食過剰による内臓疲労&滞留便の蓄積」の2大原因です。

 要するに運動不足と食べ過ぎなのです。

だから断食をしながら、自力整体で全ての関節を動かして関節を潤し、硬直を和らげてやればほとんどの痛みが取れるのです。

中高年~高齢者の方々は、「いや、私は食べ過ぎてなんかいない」とおっしゃる方もいるでしょう。

でも、食べ過ぎか食べ過ぎではないかは、年齢による消化機能、吸収力、排泄力が関係しており、若い胃腸と老いてからの胃腸の働きは違ってきます。

ゆえに、中高年~高齢者になっても若いころと食生活が同じでは内臓が処理しきれなくなり、内臓疲労が溜まり、排泄不全となって背骨や関節の痛みとなって表れてくるということなのです。

これは実際に背骨や関節の痛みで困っている人が、自力整体断食合宿に来られて、痛みがなくなっていた実績からわかります。

では何故、内臓疲労が溜まり、排泄不全になると背骨や関節の痛みが出てくるのか?

という疑問が出てくるでしょう。

現代医学は背骨や関節の痛みは整形外科で診療し、内臓疲労が溜まり、排泄不全は内科が専門で、この二つの結びつきを信じていないからです。

そこで東洋医学の理論が解決してくれます。

それは東洋医学では身体を流れる気というエネルギーが不足したり、流れが停滞するから痛みが生じるという考え方があります。

そして身体中を巡る気の道を経絡といいますが、その経絡は内臓と背骨や手足の関節を同時に巡り、飲食の過剰で内臓エネルギーを使い過ぎると、当然気が消耗し、背骨や手足の関節を巡る量も少なくなる。 だからそこで気が滞って痛みとなる。 と教えてくれます。

何と素晴らしい考え方でしょう。 これで中高年~高齢者の痛みの解決法が見えてきたでしょう。

しかし、残念ながら現代医学では、この内臓疲労と背骨や関節の痛みとの関連を認めません。

だから、中高年~高齢者で整形外科が溢れ、それで治らないから町の接骨院、整体、鍼灸へと集まっているのが日本の現状です。

 現在日本には接骨院、整体、リラクゼーション、鍼灸などの民間治療院が21万件あるといいます。

 コンビニが5万件ですから、コンビニの4倍の治療院が存在し、それらの経営が成り立っているわけですから、相当数の患者さんが通っておられることになります。

それだけ病院の整形外科の治療で、痛みの患者さんが治っていないことの証拠だと思います。

 

 痛みの患者さんを診ていると、関節の硬直が診られます。

そしてその患者さんに「正午~18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食」 をさせると内臓疲労が取れて滞留便が排せつされます。 そして痛みのある背骨や関節の痛みを動かしてみると、硬直が取れて自由に動くようになっています。

そして背骨や関節の痛みが同時になくなっている。 これが痛みの正しい処置なのです。

by 矢上 裕

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