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DATE : 2019.11.15

私の肩書

私には色々な肩書がある。
 名刺は持たないけれど、矢上予防医学研究所の所長とか、自力整体創始者とか、色々。

 でも、一番肩書で好きなのは、エネルギードクター(私の造語)だな。すこし解説がいるかな。

 私は東洋医学出身だから、「氣」という概念を植え付けられた。つまり気とはエネルギーのこと。
 身体をめぐっているその気エネルギーを、滞りなく巡らせるために、針やマッサージをするのがエネルギードクターといえる。

 今は自力整体という体操のような動きを教えているが、私は色々な動きを通じてエネルギーをめぐらせているエネルギードクターと思っているわけ。

 45年もエネルギードクターをすると見えてくる。
 それはその人のエネルギーがどこでたくさん使われて、どこが足りないのかということが。

 例えば、エネルギーが足りない部分が青だとする。
 過剰に消費している場所が赤だとする。
 すると、「腰痛、股関節痛、坐骨神経痛、膝の痛み」の人は、手足の筋肉が青で、おなかが赤なのだ。
 要するに血で言うと、手足が貧血で内臓が充血。
 エネルギーが偏っているのだわ。

 こんな状態で、手足に針をして痛い人が治るはずはないよね。
 内臓に浸かっているエネルギーの浪費をやめて、手足に分けてやらなければ、足腰の痛みは治らない。
 だから考えたのが整食法。

 でも、分かってくれる人はいない。
 食べたものが栄養にエネルギーになると勘違いしているから。
 違うんだ。食べたもので作りだすエネルギーが10とするなら、食べることで消化、吸収、排泄で頑張って消費するエネルギーが90なんだ。
 だから食べないほど、内臓が元気になり、筋肉が元気になるといっても わかってくれない。
  
  内臓の苦労をわかって、休息させようという人がいない。 
 はっきり言って、健康の反対は病気ではなく、「無知」なんだわ。

 自分の身体のしくみさえわかっていない人たちが、脳の快感を満たすために食べて病気して、医療費を使いまくる。
医療費の40兆円はそうやって膨らんだ。

 40兆円が実感できないかもしれない。
 日本の人口が子供を覗いて、一億とする。
 あなたの年収から、毎年40万円が引き抜かれている。 実にもったいない。
 
 私の戦いは 無知との戦いかもしれな。

 

by 矢上 裕

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