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DATE : 2025.06.26
6月25日(水)プログラム 陰陽・虚…
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DATE : 2025.06.26
6月25日(水)プログラム
7,踏みこみを統一する為 左足踏み込み5秒、反対側5秒、やりづらかった方5秒、両足同時5秒
8,四つん這いで手の甲を床に抑える三焦経刺激
9,内関を膝で指圧
10,手の中指、薬指、人差し指を反らせて、正座の太ももに手のひらを押し付ける心包経刺激
11,踏みこみの一連 膝立ちで頭の後ろで手を組んで、背中を反らせていく
12,膝立ちで小腸経の腕骨指圧、伸ばし、小指をつかんで心経刺激
13,脇のばし、腕を内側にねじって大腸経刺激
14,四つん這いで肘直角、肩甲骨を背骨に寄せる刺激
15,眼窩指圧、手のひらで眼球圧迫、ぼんのくぼ指圧
16,踏みこみの一連 膝立ちで頭の後ろで手を組んで、背中を反らせていく
休憩
ミニ講義・・・活性化と鎮静化
東洋医学で何故病が癒えるのかというと、働きすぎて疲れ、炎症を起こしている部分を鎮静化し、逆に働きが弱く、サボっている部分を活性化するという作業をするからである。
特に鍼治療の場合、活性化のツボ、鎮静化のツボが決まっている。
働きすぎて燃えている状態を実、働かず弱っている部分を虚と呼び、虚は補い、実は潟す。
補うことを活性化、燃えている部分から熱を抜く作業が鎮静化というわけである。
そして働き過ぎと、サボり過ぎのアンバランスを解消していく。
自力整体で言うと、胃の裏の猫背の状態は、腸腰筋とみずおちの筋肉が働きすぎで硬化して状態を前に引っ張っているわけで、鍼治療では腸腰筋とみずおちのツボへ鎮静化のハリを打つ。
これだけでは駄目で、丸くなっている背中の筋肉、脊柱起立筋は引っ張られてゆるんでいるので、そこには「もっと緊張して状態を起こせ」ということで、活性化の為のハリを打つというわけである。
これを陰陽・虚実・補潟というので、覚えておいて欲しい。
陰は身体の前側で、下半身で、内臓を表す。
陽は身体の後ろ側で、上半身で、筋肉を表す
虚はエネルギーの足らないところ、力が抜けてサボっている場所
実は頑張り過ぎて筋肉が硬くなっている場所、炎症を起こして熱くなっている場所
補は、虚の部分へエネルギーを送り活性化させる鍼のテクニック
潟は 実のエネルギーが有り余って燃えている所からエネルギーを抜き取り鎮静化させるテクニック
ゆるんで力が入らない筋肉に力を入れるのが補の実技、硬く疲れて縮んでいる場所をほぐす自力整体は潟の実技で、これをバランスよくプログラムに組み入れて90分の流れを作っているのだ。
そうすることで、陰陽・虚実・補潟という東洋医学の治療が終わるのである。
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