JOURNAL

お知らせ・日記・動画など

DATE : 2019.10.27

説明力について

 説明力について語ろう。

 今日本屋をで斉藤孝の説明力という本があった。
 買わなかったが、いつか買おう。

 説明力について、自分を振り返って考えてみた。

 私の得意とするのは説明力である。
 その得意さが 研修などで活きている。
 ただ、その説明力はどうやって身に付くのだろう。
 ふりかえって考えたら、それは批判力なのだろ思った。

 要するに人の講演会などへ行って、「え? その話はつじつまがあっていない、矛盾がある、理屈が通っていない」という批判をすると、次に自分が講演した時に、聴衆が同じような批判の目で見ていると思いながら話をするから、そうならないように工夫する。

 聴衆から批判されないで相手を説得できるのは、
 本人の体験談である。
 実際の話には矛盾はないし、体験していない人が批判する
 権利もない。
 だから私は体験以外は語らないことに決めている。
 
 でも体験を語るだけでは説明にならない。 どうするか 
 そこで相手に分かってもらう為に、整理をするわけである。
 
 整理とは二つある。
 必要な物と不要な物を選別し、不要な物を削る。
 残った必要な物を、最適な順番に並び変える。
 これができたら、説明のシナリオが完成する。

 次にそのシナリオを説明の段階に運ぶのだが、
 そこで私は多くの失敗をした。
 相手の反応を見ないで、自分が作った通りに進めて
 相手が退屈している、分からないでいるのに
 強引にシナリオ通りに進めていった失敗だ。
 生真面目な人がやる失敗。

 シナリオ通りの役者ならOKでも、
 現実はシナリオが通用しないハプニングばかり。

 ここで必要なのが、共感能力。
 自分が話を相手がどう思っているのかを察知する能力である。
 要するに一方的に話している状態であっても、
 相手とテレパシーでキャッチボールをする能力だ。

 字数が制限を過ぎたので、残りは明日。

by 矢上 裕

OTHER POSTS

その他の最新記事