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DATE : 2019.10.28

コミュニケーション苦手な私を振り返って考えた

明日から4連休。
仕事で体調を整えている身としては、嬉しくもあり、つらくもある。
11月の2日に今年の養成の卒業式があるので、
 卒業後の指導に困らないようなテキストを作る作業を
 この連休にしようと思う。

11月末には海外からナビゲーターになりたいという3人が
 やってくる。
 一週間集中して教室と研究所で教えることにもなっている。
 ので、外国人向け研修プログラムも作らないとな。

話は変わって、「整理をする」ということを考えてみた。
 整理には二つあり、
 一つ目が、要るものと不要な物を判別して不要な物を排除すること。
二つ目が、残った必要な物を正しい位置に配列すること。
 これはまさしく自力整体そのものだ。

 私は整体の仕事をしてからそうなったのか
 元からそうなのかわからないが、
 乱れているものを整理するのが好きなのである。
 だから朝起きてから寝るまでの時間管理をすること、
 自分の仕事場や、寝室のモノの配置を管理することが好き。

 これ、自閉症の人がそうらしい。

 彼らは人との付き合いは苦手だが、
 一つの事をやらせたらスゴイ能力を発揮する。
 そして彼らの特徴は、物を並べるのにもラベルを前に向けて
 並べるとか、整えるこだわりがすごい。

 私も同じである。だんだんそうなってきた。
 自閉症のように人付き合いが苦になってきた。

 世のなかは「自閉症」という発達障害という烙印を押して
 異常者としているが、外部とのコミュニケーションが
 できない分だけ、内部での能力にエネルギーを注げる分だけ、
 すごい能力がある。

 そう考えると、コミュニケーションや友達付き合いが苦手な私
 雑談が苦手で酒の力を借りないとしゃべれない私は
 実は自閉症なのだな。

 多くの人が人間関係に使うエネルギーを
 友達のいない私は使わないお陰で、
 余ったエネルギーを自力整体の創作に回すことができたのだ
 と思う。

 有難いことである。

 本当の世間を変える発明能力を持っている人は
 世渡りがうまい人ではなく、「自閉症」と呼ばれて
 世間から異常者扱いされている人かもしれない。

by 矢上 裕

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