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DATE : 2019.10.26

左右の足の重さを測る 二台のヘルスメーター

 今日は北九州市小倉での研修。

 早い目に行ってコーヒーでも飲もうと
 1時間前に着く新幹線に乗ったら、乗り過ごして
 博多まで行ってしまい、また戻ったので、
 開始時間ギリギリに会場に到着。
 読んでいた本に集中して、乗り過ごしたのだ。

 会場に着くと入り口に、左右の足の重さをそれぞれ図る二台のヘルスメーターを2台用意してくれていて有難かった。
 西宮から持っていこうと思っていたが、何しろ重いので諦めていたところだった。

 講義の休憩時間に測るのだが、
 おそらく人生で初めて自分の足に負担をかけている足と、
 怠けている足があるのだということに、
 足の重心のかかり方の違いで、自覚できた人も多いと思う。

 体重が重い脚は、重みで関節が狭くなり変形して痛むようになる。その関節とは 足首、膝、股関節だ。
 腕と足は同じ縮み方をするので、
 重い足側の手首、肘、肩関節が狭くなり硬くなる。

 だから関節の痛みを治したければ、
 関節にシップを張るのではなく、重心を左右5対5にすること
 が肝心だし、そうなれは関節痛は消えていく。
 
 そこで提案がある。
 左右の足の重さをそれぞれ図る二台のヘルスメーターを買って、 毎朝測ってみてはどうか。
 身体のゆがみが数値で出てくるのだから、便利だろう。
 肩とか頭痛とか足腰の痛みがあるときは、左右の重心がすごく  偏っているからね。

 ただし自分で測ると、数値を見るときにどうしても左右均等にしようと体重を移動させてしまうことがあるので、注意すること。

 体重計を見ず正面を見て、人に測ってもらう方が正確に出る。

 余りに体重さがある場合は、脚の長さが違うので
 靴屋さんで、靴の中敷きを短い脚に入れて
 体重の左右差を測ってもらうのだ。

 もちろん靴屋さんにはそんなヘルスメーターの用意はない。
 なので、自分の2台のヘルスメーターを用意して持っていき、
 靴の中敷きを入れた状態の靴で測り、左右が同じになれば
 OK。

  人によっては、自力整体で左右対称にするべきで、
 道具に頼るといつまでも左右差がある状態が続くという
 懸念があるようだが、
 自力整体で骨格を左右差なくそろえるのは大変なのだ。

 それよりも、中敷きや、座るときに座骨の低い方へ敷くクッションなどを使って、左右差がないような身体にしてやることで
 他の骨組みにゆがみを連鎖させない方が大事なのだ。

 整体師としての私の信念は、ゆがみを直すことも大事だが
 ゆがみを持ちながらも、装具を使ってそれを左右対称にする
 ことで、痛みや変形などを起こさせない一生を全うさせたい
 と 願っているわけだ。

  私は特に、健康グッズが大好きだから。
  グッズに対する偏見はないです。

by 矢上 裕

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