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DATE : 2019.05.24

頭が良いと人とは どういう人をいうのか

 頭が良い人について考えてみた。
 私は「問題を解決するのに秀でた人」だと思っている。
 しかし、現代の学歴社会では、
 東大を頂点とした受験の勝者が頭が良いとなっている。

 高校時代に数学の教師が、
「矢上は一浪して数学を徹底的に勉強したら、東大へ行ける」
 と勧めてくれたことがある。
 有難い評価だと思ったが、私は大学に行く気はなかった。
 受験勉強を全くしないで、今の自分の学力を試すために
 関学を受験した。
 幸運にも合格し、大学生活を味わいたくて通ったが
 面白くなく、中途退学になる。

あとは鍼灸の道に進み、やりがいを見つけ今に至るわけだが、
 今日言いたいことは、世間で頭が良いという評価は
 学歴が上位であることを指すのが気に食わない。
彼らは受験の頭が良いだけで、世のなかをサバイバルする頭の良さとは関係がないのだ。

頭の良さとは生き残るサバイバル能力である。
 例えば日本は戦争で300万の人が死んだが、
 その中で残った人たち、サバイバルした人たちが
 生んだ子供たちは優秀な人たちが生まれ、戦後を復興させた。

私は頭の良い人とは、金銭の豊かさや地位や世間の評価で
 自分を測るのではなく
「人間としてどれだけ自分は成長したか」で自分を測る人物なのではないかと思う。

子供に対しては
 どんな世界でも生き延びていく力。
 問題に直面した時に解決する力
 そして他者と調和協力していく力
 この3つがあれば、子育て成功だよ。

  成長願望が 生きる力である。

by 矢上 裕

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