JOURNAL

お知らせ・日記・動画など

DATE : 2020.11.12

人は何故 働くのか

 世間では労働の意義や価値を、社会貢献というが私は違う。

 それもあるとは思うが、人はどうか知らないが私にとって労働とは

 「退屈しのぎ、不摂生、不健康な行為の予防」が本音の所で、金銭の獲得は第二位というところだ。

  人は働かないとエネルギーを持て余す。 何かやりたくなる。

 それが食欲や性欲や暴力や病気へと向かうエネルギーとなる。

 病気というとエネルギーがなくなるから起きると思いがちだが、病人に断食をさせながら重労働をさせて、エネルギーを使いはたすようにすると案外治るものなのである。

 沖先生のヨガの道場では「食べずに身体を動かして病気を治す」というやり方だった。 特にノイローゼなどの人が治っていった。

 沖先生は、「病気、悩み、不安などは 余剰エネルギーが作っている。 断食してエネルギーを絶ち、クタクタになるまで動き、ぐっすり眠れば翌朝は治っている。労働は余剰エネルギーを吐き出すための立派な健康法である」

と教わった。 学生にスポーツをさせるのも、余剰エネルギーを吐き出させ不良防止のためである。スポーツ選手をしながら夜は暴走族なんてできないものな。

 仕事を「金銭の獲得と社会貢献」にしてはならない。

何故かというと、そうした途端仕事が義務になり、楽しめなくなる。

 仕事があるから健康に気をつける。仕事があるから清潔にする。笑顔を作る。

仕事があるから頭を使い、昨日よりもっときれいに、もっと早く、もっと楽しんでやる方法を創意工夫する。だから毎日頭が良くなっていく。

  本来仕事にはストレスはなく、人間関係が良くないからストレスになる。

 今は偉そうに言っているが、若いころは生活費の獲得が第一位だった。

 生活に余裕ができたから、そんな贅沢を言えるのかもしれないが、

やはり仕事は人間にとって、「退屈防止と病気や不良にならないための余剰エネルギーの消費活動」が第一位だと思う。ありがたいな仕事は。

 

 

 

by 矢上予防医学研究所

OTHER POSTS

その他の最新記事