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DATE : 2019.12.02

子供から大人になる瞬間って、覚えてる?

 自分がいつ、大人になったのか覚えてる?
 今から考えると「あ、あの瞬間だったかも」と振り返って
みたら、22歳で17歳から付き合っていた恋人と別れた時だった。

 子供から大人になったと感じた。
 違う人間になった感じ。

 その当時に流れていた「ウイスキーの小瓶」という歌が好きで
 口ずさんでいたが、数日前にテレビで流れていて、
 そのすべての歌詞を聞いた。
 その歌詞が自分が別れを通じて大人になった時と同じ。
 2番だけ紹介するね。

 列車の窓に 僕の顔が写る
 なんてみじめな姿なんだろう。

 たわむれだと思っていた恋に 
 打ちのめされるなんて

 人はこうして 大人になってゆく
 そんな話を どこかで聞いたっけ

 人間同士の 別れという劇を
 今 僕は演じてる。(歌詞ここまで)

あの別れから44年。
ふと思い出すんだ。タイムスリップしたように。
その時はみじめで、情けなくて、
まるで列車の窓に映るみじめな自分が見えていた。

でも今になって、初老という年になって思うのは
22歳のあの別れは僕が成熟して大きくなり、
彼女と共有していた殻に収まらなくなって、
そこを破って出ていく時期だったんだと、ふと思った。

 脱皮といえるかも。

離婚も同じことが言えるんじゃないかな。
同じ価値観という家に住む二人が、ともに成長すればいいが
片方は変わらずに片方が成長して価値観が変わってくれば、
同じ暮らしはできないもの。

別れは成長の証。脱皮なんだから、
お互いの門出を祝福するような別れができたら、いいな。

     秋の散歩道で、そんなことを考えた。

by 矢上 裕

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