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DATE : 2019.11.01

理想の自力整体教室とは  こんな教室

 読売新聞の子供の詩が好きで毎日楽しみ。
 今日は幼稚園年長さんの子供の詩だ。

「きょう、ようちえんで、とんぼのめがねをうたっていたら 
 とんぼさんがへやのなかに はいってきて、 
 はねをうごかして うたっていたよ」
 
 私は微笑ましくて、妻に読んで聞かせた。

 ちょうどそのページに、悩みの相談に答える
「人生案内」があって、色々な質問があるのだが、
 「ああ、この質問者も、幼稚園の純粋な時期があったのだな」
 と思っておかしくなった。

 話は変わって、今日は私の自分教室の日だった。
 開始する前にじっくり風呂に浸かって、
 身体を温めると同時に雑念を消すようにした。

 そして実技を始めて10分後、郵便局の人のピンポン。
 それに対応しているうちに実技への意欲が薄れてきた。

 それでも集中してやっていると、犬が来て私をつつく。
 それでも集中してやっていると犬は去ったが、
 今度はマットが滑り、踏み込みをすると手足が滑ってやり難い。

 今度はマットの滑らないのを探しに行く。
 身体に集中できたのは、45分過ぎだ。
 
 ようやく脳と身体のラインがつながると、気づきがあった。

 第一は、しばらく自力をやらないと硬くなるのと同時に
 身体の感覚が鈍くなって気持ち良さがなくなること。

 第二が、硬くなると身体に膜が張っている感じがする。 
 自力をやるとその膜が溶けていくようだ。
 そして自力が終わると、素肌が膜なしで直接風にさらされているような解放感と、自然界とじかに触れている快感を得る。

  私の理想の教室は、自分教室である。
 今は、ナビゲーターが誘導した実技を生徒がやることになっているが、究極は同じ場所でやるのだけれど、
 ナビゲーターは誘導せず、
 参加者がそれぞれの自分がやりたい実技をやって、終わる。
 
 ナビゲーターは誘導するのではなく、
 動いている人がやり易い様 に手助けをするだけ。

 これこそ私が目指している自力の世界。
 健康自立の世界だな。
 
 

by 矢上 裕

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