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DATE : 2019.06.10

家族に縛られ、自分の人生を生きられない人へ

6月1日から市販のルー(小麦粉と油まみれ)と使わずに、玉ねぎの微塵切りとトマトとスパイスとココナッツミルクを使ったカレーを作っている。

 タイ米を鍋で炊きながら、鍋でカレーを作っているのだが、ちょうど20分で出来上がる。
 私と妻と娘(帰国している)は 私が作ったカレーを自分の好きな時間に食べている。
 それぞれスケジュールがあるから、便利だ。

 昔の日本もご飯と味噌汁だけを朝に作っておいて、子供たちが好きな時間に食べていたし、世界中の食生活もそうだったという。
 だから、朝昼晩と三食作るというというのは、現代になってからだ。

 考えてみたら、3食の食事を作るという負担が、どれだけ女性を苦しめてきたことか。
 私の生徒にも、母親を自宅に引き取って、3食作るようになり、それで自分がやっていた店を閉じなければいけなくなった人がいる。
 それも母親に食べさせる3食は、作り立てでないといけないという観念に縛られているために、仕事を放棄せざるを得なかったという

 今まで努力して顧客を増やしてきた仕事を、母親の介護の為に捨て去るのは惜しい。
年収何百万を母親の介護の為に捨てるのだから。

親の介護で自分のやりたかったことを断念するような社会や習慣は良くない。
 誤解を恐れずに言えば、家族という支配から解放して個人の生きたいように生きられる人生を望みたい。
親の介護は国がみればいいのだ。
子供はそこにエネルギーを使わず、思う人生を思う仕事に集中すればいい。
日本は家族に依存し、責任を持ちすぎている。

個人でやりたいことを邪魔されない社会でありたい。
 。

by 矢上 裕

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