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DATE : 2020.09.20

難産と安産

まずは、この報告を読んで欲しい。

「女の一生は仙腸関節で決まる」の講義では、梨状筋や仙腸関節など図を用いて説明いただき、位置や働きを明確に捉える事が出来ました。

実際に自分の経験を振り返ると、デスクワークで目を駆使していた時期は生理が大変重い上にダラダラと続いており、

眼筋、背部筋郡、梨状筋が凝り固まり、左の仙腸関節が開きにくかった事が伺えます。

そんな状態で第一子を出産した為、30時間を超える陣痛・出産に苦しみました。

その後、仕事を退職し自力整体を真剣に捉え、ナビゲーターを志している最中に第二子を妊娠し、今年の2月に出産しました。

第2子は何と陣痛が始まってから2時間で産まれるという、

スーパー安産でした。

速すぎて立会いには誰一人間に合わなかった程です。

仙腸関節が妊娠前から整っていた事、出産時には深い呼吸とリラックスをしていた事、そして痛みを拒絶せず受け入れた事、

この3点のおかげで息子との素晴らしい共同作業と気持ち良さを味あう事が出来ました。

この経験を自力整体を通し、世の女性達に伝えていきたいです。

 矢上談

 このような自力整体の生徒の報告を何度聞いただろうか。そう思いながら今の産婦人科が帝王切開に頼るという出産をしているのが残念である。

 現在、日本では帝王切開による出産が4人に一人である。

 つまり、おなかを切らないと子供を出すことができないわけ。ということは帝王切開が出来ない時代、戦前の時代は4人に一人が死産だったわけだ。

 それだけではなく、おそらく母親も死ぬことが多かった。昔の女性のなくなる年齢で一番多かったのが30代で、厄年があったのは、その年齢で出産で死ぬことが多かったのだ。

 そう考えると今の医学の進歩は素晴らしいことではあるが、女性たちが帝王切開に対して、「この手術がなかった時代は、母子とも命を落としていた。これは自力出産ではなく、他力出産だ」という自覚が少ないのではないか。

 出産という大仕事をするまでに、身体をそれに向けて整えていくという責任を持ち、自力で産道を通って子供を誕生させるのが女の道ぞ」と考えて欲しい。

 このブログの中にも、矢上真理恵の生理の話のオンライン研修で募集しているが、是非、これから出産をという女性たちは受講して欲しい。

 自力整体はその「おんなの道」を応援できると思う。

by 矢上予防医学研究所

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