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DATE : 2023.03.05

めまいの質問と水毒の関係に答える

広島の○○です。

動画受講させていただきました。

水毒症状の対策、タイムリーな指導をありがとうございます。今生徒さんからめまいの相談が多く、早速小豆汁の効果と作り方をみなさんにお伝えしました。

先日、相談に来られた30代前半の生徒さんで、めまいがあるので「原因はなんだろう」と問診をしているのですが、生活習慣を聞くと早めの就寝、スマホも控えめで、整食法実践し、週一回、自力整体をされています。甘いものもそんなに取らず、痩せ型です。

ですが、タニタのインナースキャンで測ったらいつも体内水分が40%ちょっと。この方へも小豆汁をオススメしていいでしょうか?

初めて自力整体に来られた時には見るからに気の量が少なく、大丈夫かなと思うほどでした。

今は少しずつ気が増えてきてはいる感じはしますが、コロナや嘔吐下痢、流行りの風邪など、片っ端からかかっていくような状況です。

わたしもめまいを一度経験したのですが、34の春でした。

いま、めまい相談に来られるのが30代前半の女性が多い印象があります。

年代も関係あるのでしょうか。

ご指導いただけるとうれしいです。

生徒さんから色々と問診していき、適切なアドバイスができるナビゲーターになりたいと思います。

〇 神奈川県のナビゲーター○○です。 質問させていただきます。

睡眠不足と不規則な生活が原因で、右耳の突発性難聴になってしまった方についての相談がございます。60代前半の男性です。

聴覚を人一倍使う仕事をしておりますが、昨年12月ごろ突発性難聴となり、右耳の聴覚を失い、

回復ができずにいます。

耳鼻科の専門医にかかったところ、「ステロイドの処方しかないが、回復の保証はできない」 との診断だそうです。

ダイアリーでは、めまいについての回答があり、ねじれの解消をすることが有効ということも参考にしようと思っていますが、慢性的に聴覚を失った場合も東洋医学で寛解させることは可能なのでしょうか。

仕事柄、左足に軸を置いて、踏ん張る時間が多かったそうです。

普段から、両肩は緩んで下がっていますが、左右の身体の重心のアンバランスも原因の一つではないかと感じています。

また、突発性難聴と前後して内転筋を痛めており、「あぐらがかけない」、「片方の膝の痛みもある」

ということです。片方だけ膝の裏に硬いゴリゴリがある状態で、膝の外旋の動きを伝えましたが、完治にはいたっておりません。

何か少しでも改善に向けた手立てができればと思いまして、質問させていただきました。

どうか、よろしくお願いいたします。

こんにちは福岡のナビゲーター○○です。

先日、友人のめまいについて質問をさせて頂きました。

先生から「どういうときにめまいが起こるのか」とのことでしたので、友人からの返事をまとめます。

以下、友人からの返事です。

はっきりしたきっかけはわからず、発症して20年くらい。

最初はメニエール病のようだったが最近は頭位めまい症(頭の位置が動くとめまいがする)。

自営で酒屋さんを営んでおり、お中元お歳暮の忙しいシーズンが終わったころに激しい眩暈が起こるそう。

その後は日常生活には困らない程度の常にふわふわ状態なので、突然やってくる。

自己分析では寝不足や疲労からかなと。

いろんな病院に行ったけれど、結局はストレスをためないようにと言われるそうです。

繁忙期以外は激務ではないようですが週6日仕事で、拘束時間が長い日もあるようで、なかなかストレスフルな様子です。

  解決策のヒントをよろしくお願いいたします。

矢上 裕です。

めまいの質問が多かったので、ぎっくり腰の質問も含めて、3人まとめてお答えします。

 西洋医学ではめまいという病名になりますが、東洋医学では水毒の一つとして考えます。

 水毒とは細胞の中の水分が少なく、むくみなど細胞外の水分が多い状態で、その細胞外水分が悪さをする疾患です。 治し方の基本として、細胞外の水分をもう一度細胞内へ戻しながら、それでも細胞外水分が多ければおしっこで出す。治療が行われます。

 一番良いのは自力整体や運動で筋肉を動かすことです。 筋肉を動かすと筋肉細胞が水を必要とするので細胞外の水分が少なくなる。 そして動かすことで水が流れ腎臓から排泄される。

では、細胞外の水分はどこへ溜まり、どういう症状が出るかというと、こうなります。

  • 眼球停水・・・近視、緑内障、白内障、老眼
  • 耳内停水・・・めまい、難聴、耳鳴り
  • 鼻内停水・・・花粉症、アレルギー性鼻炎
  • のど内停水・・・咳、エヘン虫、
  • 肺内停水・・・喘息
  • 胃内停水・・・食欲不振、チャポチャポと音がする。下痢
  • S状結腸内停水・・・ぎっくり腰、坐骨神経痛
  • 関節内停水・・・膝の痛み、腱鞘炎

こんな質問もありました。 これは7の腸内停水の症状で、原因は水毒、つまり停水なのです。

「突然右脚に激痛があり腰椎5番のヘルニアと診断され、1ヶ月近く経つ現在も右お尻から脚に激痛/足の麻痺で歩けず、仕事もお休みして実家で療養しています。病院は痛み止めを出すばかりで何も出来ない自分に焦りを感じています。

なので今回の自力通信をアパートへ取りに行くことができず、オンライン研修の申し込みを逃したくなく連絡させて頂きました。

これまでに経験したことのない長期に続く痛みで毎日夜も寝られず、本当に辛いチャレンジを与えてもらいました。これから回復した時に更にもっと深く自力整体を学んで行く良いモチベーションを頂いたのだと思いました。

今は痛みで自力整体も出来ない状況です。もし矢上先生から何かアドバイスが頂けたら本当にうれしいです。針治療はこのような場合に有効でしょうか?

 答えです。 

  • 水毒になるときは、骨格の左右差がひどくなっています。 おそらく重心が左に偏り、下のイラストのような背骨になっているはずです。これを是正しなければなりません。特にぎっくり腰者はS状結腸に水が(滞留便という)が溜まるので、このゆがみより坐骨神経痛になります。
  • 水毒者は食べる時間と食べるものに特徴があります。それは夜遅い、それも甘いものを食べる。 朝起きた時にすぐに食べる。 砂糖、脂、乳製品を好む。 早食いである。食べたら動くのがしんどい。
  • 忙しさやストレスにより、熟睡できていない。 細胞外の水分は熟睡中に細胞内に戻るはずだが、熟睡できていないために、むくみが顔のふくらみとして残っている。

それゆえに、第一に「正午~18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食」 

第二に自力整体で骨盤を水平に保ち、熟睡することです。

すると、3日過ぎた頃に、S状結腸に溜まった水(滞留便)が爽快な下痢となって排泄され、同時に骨盤が水平になり、ぎっくり腰やめまいを含むすべての停水による症状は解消するはずです。

by 矢上 裕

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