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DATE : 2022.08.10

質問に答える

 ○○です。 先日コロナに感染しましたが、お陰様で一週間で体調もほとんど戻りました。

昨日のオンライン授業では、「手首ほぐしや腕ねじりがやりやすく体が柔らかくなっている」

のに気づきました。

かなり前に、先生が「高い熱が出ると体が柔軟になる」というようなことを話された記憶があるのですが(違うかもしれませんが)昨日の体感では関節のサビが落ちたような爽快感でした。

呼吸法も咳込まず、楽にできるようになり肺活を味わいました。

質問です

開脚の時に「開脚がしやすい体は呼吸がしやすい体」と話したところ

生徒さんが「何でですか?」と質問ありました。

私の考えとしては、開脚がしやすい体とは

1、呼吸筋がしっかりしていて腹・腰・脇・胸が広がる体である。

2、足の筋肉にコリがなく、経絡の詰まりがない。

3、腰に自然な前カーブが作れるので深い呼吸に必要な「姿勢がよい」体である。

違っているでしょうか。

今日もオンライン授業、楽しみにしております。よろしくお願いします。

矢上 裕です。おおむねその答えであっています。

1番の理由は、下の写真のように骨盤後傾していると、胸が下がり、肺の容量が狭くなるのです。

この骨盤後傾は開脚ができず、手を後ろで支えないと後ろにひっくりかえります。

 

 この姿勢は若い男性に多く見受けられますよね。 電車でお尻をずらして尾てい骨で座ってスマホをみている、ズボンの後ろからパンツが見えている男性です。

 この姿勢から骨盤を起こす、骨盤の後ろ側を持ち上げて肛門を後ろに向けるとこの姿勢になります。

 上下見比べてください。 肺の大きさが違うでしょう?

この体型を変えるには、輪っかタオルを使って伸びあがろうとする実技が有効です。

 これをやると一気に骨盤が持ち上げり、開脚座がやり易くなります。

 

 それからコロナの発熱により、身体が柔らかくなったとのことですが、それは発熱により経絡が浄化されたことが原因です。 発熱は見事な経絡治療なのです。

 イラストは TARZAN特別編集 「呼吸と姿勢を整える」より、拝借

by 矢上 裕

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