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DATE : 2022.02.26

ナビゲーターの使命

今年も養成コースの申し込みが20人だった。

1995年からナビゲーター養成を初めて、今回の養成受講生で1123名が受講したことになる。

現在活動しているナビゲーターが430名。

 毎年ナビゲーターを養成した数だけ、退会もあるので、この10年間この人数になる。

 このコロナで退会者も増えた。

 ナビゲーターの中でも、二か月に一度の研修に参加し(オンライン研修も含む)、2か月に一度送られてくる最新実技のプログラムを生徒に提供している人が300名

 残りの130名のナビゲーターは、年に一度だけの研修受講に留まっており、教室でのプログラムも

最新実技ではなく、自分なりに工夫して教えている。

 ナビゲーターの研修受講は、連続研修と単発での研修の選択制になっており、自由なのだが、

 そろそろ、全ナビゲーターが連続研修になるように統一する時期に来ているような気がする。

というのは、これまでは「親の介護や遠隔地で会場に来るのが大変である」というナビゲーターが多かったので、「年に一度でも単発で受講すれば、ナビゲーターの資格を維持できる」という規約にしていた。

 しかし、動画配信などのテクノロジーによって、研修会場に足を運ばなくても、自宅に最新実技の動画や講義のパワーポイントをメールで届けることができるようになり、介護や遠隔地ということが研修参加の困難ではなくなった。

 全ナビゲーターが、2か月に一度、私からの講義や、最新実技のプログラムを受け取り、教室でそれを8週間生徒に指導するという「全国統一授業」 が可能になったのだ。

 つまり、私が「自力整体で与えている成果、効果」を、1万6千人の全国のナビゲーターの下で受講している生徒へ届けることができるようになった。

 自力整体を教えている側が気をつけなければいけないのは、私も含めて「自分がやり易いような、楽な自力整体ばかりを教えやすい」ということである。

そして「おなじプログラムばかり教えているので刺激がなくなり、効果がなくなる」ことである。

 さらに、年齢を重ねるごとに筋肉量が減ってくるのを、防がなければいけない。(40歳から加齢とともに、年に1%の筋肉が減少していく)

 だから、現在は90分の授業の30分、筋肉量増大運動をしている。

 この筋肉量増大運動は全国1万6千の生徒に、どうしても届けてほしい。

筋肉量の低下から介護への道を歩かせてはならない。

 これが、私の全国統一プログラムの実施の願いである。 

 生徒が効果を上げれば、必ず生徒は増える。 

宣伝は効果を上げた生徒がやってくれる。

 生徒が増えないのはただ一つ、効果が上がっていないからである。

効果が上がっていないのは効果的な授業ができていないからだ。

  全国に散らばっているナビゲーターが自分の最良で個々に自由にプログラムをやるのではなく、考案者の私から配布されたプログラムを2か月ごとに変化させて実行するというシステムを、来年から実地に移さなければいけないと思う。 そうでなければ自力整体の本を読んでその効果を求めて、全国のナビゲーターの教室へ入会した人を失望させることになる。

 「効果が人を連れてくる」 自力整体の普及は「効果を与える授業の展開」これしかない。

 来年私も70歳になる。 今のままではいけない。

 期待を持って自力整体教室に来た人々を失望させてはいけない。

 これだけの効果のある自力整体を、それを仲介するナビゲーターの所で変質させてはならない。

 年一回だけの研修受講を予定しているナビゲーターは、今年中に連続研修に移行してほしい。

 そして2か月ごとの最新実技の動画を受け取り、教室でそれを展開してほしい。

 2023年は、全ナビゲーターがそのプログラムを使って、痛みのある人の改善、筋肉量増大運動の展開をやろう。 それが私たちの使命である。その為に私は人生を賭けて自力整体を考案したのだから。

 「自力整体があるから、老後は何の心配もない」

という高齢者を作るのが私たちの使命である。

by 矢上 裕

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