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DATE : 2021.08.01

科学技術の進歩に合わせてオリンピックのルールを変える

最はオリンピックもあってか、アスリートが書いた本を十数冊読んでいる。

相撲の白鵬、野の藤川球児、桑田真澄、野村監督、里崎智也、体富田洋行、陸上の末次慎吾などである。

その末続慎吾の本の中で感動した文章がある。それは

「カール・ルイスのコーチの言葉で、彼と一緒に走ると、故障した選手が治るのだ」という言葉だ。理由は「カールの走り方は故障しない理想的な走り方で、一緒に走っている故障したランナーがその走り方につられて同じように走っているうちに、走り終えたときに故障が治っているのだ」とのこと。

 これって、自力整体のナビゲーターにすごいヒントになると思うな。

 カールスイスは走りながら、故障しているランナーを指導しているわけではない。

ただ、自分の理想を追い求めて自分の走りを追求しているだけだ。

この姿勢は私も同じである。

授業では心の決めたことがあって、「生徒に自力整体を手取り足取り教えない。 自分が理想とする自力整体を見せる」というものである。

いや、見せるという意識もない誰かが誰かを教える」という教室ではなく「先生も生徒も自分に理想の自力整体を味わっている、または練習して探し求めているという「誰が先生か生徒なのかわからない教室」がベストな

日本には「師と弟子」という根強い絆の歴史があった。

 その呪縛でどれほどの有能な人が、師の眼鏡にかなわず捨て去られていったのだろう。

オリンピックに出ている「師のお眼鏡にかなった人たち」の裏側で、実力がありながら選から外れて悔し涙を流している人もいるだろう。

 今日、女子三段跳びをテレビで見ていたが、提案したいことがある。

踏切の場所が悪いと反則になって、ファールになり、無効になる。

 だがテレビではカメラが踏切の瞬間を撮影しているではないか

その技術があれば、自由な踏切ラインを1m幅にして、選手が踏み切った場所を測定して

着地場所との距離を測ればいいのである。

選手に踏切のストレスなく跳ばせてやればいい と思うのだ。

 男子の100m陸上にフライングで失格になった選手もいたが、

もし、今のテクノロジーでは可能な、個々がスタートした時点を自由にさせて、それを測定して時間を測定したらどうだろうか?

 フライングはなくなるし、スタート地点の緊張もなくなるはず。

by 矢上予防医学研究所

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