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DATE : 2021.10.12

オンライン教室の心構え

水曜の夜7時のオンライン授業の受講生が、リアルの西宮研修に来た。

 その時の、感想を紹介し、ズームの取り組み方について述べたい。

 「最近1.2か月右脚がねじれなくて痛みがあります。右人工股関節の手術をしているので身体の骨組自体が歪んでいると思って付き合うしかないかと思っていました。

ところが昨日の研修の後も、今日一日も。痛みがほとんど無くなっていたのです。いつもズームでの研修を受けている時は痛みはマシになりますが、それと比べられないくらい痛みがなかったのです。

驚きました。

改めてズーム研修とリアル研修の違いについて考えさせられました。

リアルだと先生や皆と一緒にいる空気や雰囲気に包まれます。

先生のオーラも直接浴びることができます。これが大きいのかと思ったりします。

でも、昨日の講義ではイライラやソワソワが痛みを起こすと習いました。

ズーム研修では先生から「研修前に風呂に入って、副交感神経を優位にして待ちましょう」

と聞いていますが、私はできていません。

バタバタと忙しく用事してギリギリに入室しています。

これが原因かもしれないです。

今度から、普段の生活も、ズーム研修の前も整心法にチャレンジしようと思いました。

ありがとうございました」

矢上 裕の解説

 上記の感想は「心の状態が自力整体の効果を左右する」という実例です。

 自力整体の目的は、「抑圧からの解放」 「緊張を脱力すること」 に尽きると思います。

 痛みというものは緊張による気血の流れがせき止められることによって発生しますから、緊張=抑圧の解放が必要になっているわけです。

 筋肉の緊張は、まず心の緊張から始まりますので、自力整体をスムースに進めるために整心法といって、心の緊張を解放する方法を教えるわけです。つまり自力整体の準備体操が整心法なのです。

 今回の研修では整心法を先に行ってから、自力整体を始めたので先ほどのような「痛みが消えた」という結果につながったのです。

  筋肉に緊張を作らないためには、「ゆっくり動く、力まない」ことが大事です。

 心の持ち方としては、ズームの授業を受ける日は朝から脱力しておくこと。

夜の7時の開始まで、いかに力を抜いた状態で参加できるか」 これを意識して行動することです。

 バタバタした行動は、それ自体が緊張を作り、自力整体をしても効かないのです。

by 矢上予防医学研究所

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