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DATE : 2020.09.22

坐禅と自力

10月3日(土)午後4時〜6時美しい京都の禅寺、栖賢寺の住職さんと共に、坐禅と自力の第二回目のイベントを開催させていただきます。

今回は京都のお寺から海外へ向けて英語で、ヨーロッパ時間の朝に行います。宗貫さんに坐禅をしていただき、私は中盤で座の姿勢が整う自力整体を紹介し、更に坐禅が深いものになるようにガイドさせていただきます。

本に書かれていない、宗貫さんが日々の実践や修行、師匠の教えから得られた坐禅を海外に伝えられる時間を共有し、体へのアプローチとしての動く瞑想、自力整体も共にシェアできる事を大変嬉しく思っています。

坐禅や自力に関する説明やイメージの投稿を少し今週はしていきたいと思います。まずは日程を知っていただきたくお知らせしました。この優しく穏やかなお寺から、遠く離れた場所からでも時間を共有できる事を楽しみにしています。

自力整体とは:https://www.jirikiseitai.jp/about

お申し込みhttps://www.jirikiseitai.jp/contact

坐禅:

悲しみ、いらだち、不満足を感じているのはこの私です。この私が今までの経験や知識に基づき、状況を観察し、分析し、判断し、評価しこれは良くないと感じで苦しむのではないでしょうか。

分析し判断し評価するという価値判断の力は、悪いものを排し、より良い結果を求め、充足の人生や良い社会、良い世界を実現するための私たち人類の素晴らしい特性といえるかもしれません。

ですが、一日中、朝から晩まで、毎日繰り返し続けるこの‘価値判断“(思考)の力は強力で、この物差ししか‘私’にはないと思わせ、その為に解決のできない袋小路のような不満足を感じているのもまた、人類の特性といえます。

瞑想、坐禅の実践は、価値判断をする前の今、ここの本当の自分に戻る実践です。経験や知識の物差しを用いず、今ここに戻る事で今まで不満足であると捉えていた見方に変容が起こります。

価値判断を組み立てていた、思い込みが、自然な形で溶けていき、穏やかで明瞭な意識が現れていきます。そしてここに、自他の区別のない思いやりが生まれます。

by 矢上予防医学研究所

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