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DATE : 2019.12.27

北欧の旅と スープの話

スープの話をしよう。
 
 2006年の12月のクリスマスの日は私は氷点下25度のフィンランドにいた。
 知り合いの太極拳の先生のツアーに参加したのだが、私には「極寒の地に住んでいる人の食生活」の体験したいというのが目的だった。

 結論として「日本でいうおかず」が存在しないのだ。つまりご飯は黒いパン、おかずはスープ。それだけ。
 それなのに体格は190センチを超える大男ばかり。

 寒い地域では体温を維持するのにエネルギーを必要とするから、スープとパンという簡素な食生活で、消化にエネルギーを使わないようにしている。
ということがわかった。
 そしてその消化のエネルギーを体温の維持だけでなく、筋肉や骨格の成長のために使っているという。

 なんと賢いことなんだろう。
 私が今やっている、午前と夜はスープで、お昼はそれにご飯やパンをプラスするという食生活は、北欧の人たちの食生活なのだ。だから身体はいつも温かいし、体格もしっかりし筋肉も落ちないで暮らせている。

 日本でのスープはみそ汁なのだが、何せ塩分が濃い。

 私は午前、午後、夜に合計1.5?は飲むのでみそ汁では塩の摂りすぎになるので、野菜や果物(今日は白菜、キウイ、ミカン)を煮込んでいる。
 香りが良くてとてもおいしい。

by 矢上 裕

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