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DATE : 2019.07.20

余裕について 

 私が生まれた時に親からもらった名前は
「浩」である。
 それは今はなき俳優「高田浩吉」のファンだったので、浩をもらったとのこと。
 今の天皇(私より7つ下)も幼少時は「浩宮」と呼ばれていたので、母親はより「浩」が自慢だった。

 その後、母は姓名判断に凝り始めた。
お陰で、父も二人の妹も私も改名させられた。
 私は「裕」と書いて「ひろし」になった。
 大学生の頃だったと思う。
 そして裕になった頃に、両親の反対を押し切って大学を中退したが、私にとって母の強制的な改名は良かったと思っている。

 というのは「浩」時代の私は、落ち着きがなく、せっかちで、すぐに行動するものだから失敗が多く、後悔も多かったが、「余裕の裕」と改名してからの私は全てのスケジュールに、余白の時間を入れて、ハプニングがあったときに余裕で対処できるようになってきた。
 「余裕」というのは、「すき間」の事であり
「ハンドルの遊び」のこと。
 
 お陰で、「裕」という名になってから、
自分の行動に「すき間時間」を設けるようになった。
 人と待ち合わせる時は30分前に到着し、そこで文庫本を読みながら待つ。
 今やっている研修でも、予定のない時間を30分作り、その時間をとことん、疑問や質問に答える。
など、人生に、また人間関係に、空白の余裕の時間を作ることは大切なんだな。

 私は退屈するということは、大事だと思う。
 電車でスマホを見ている人は退屈が、何もしない時間が怖いのではないか?
 
 来週の週末から一週間、
南の島へ退屈をしに行こうと計画している。

by 矢上 裕

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