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DATE : 2020.05.27

平均7~10年の介護生活という日本を変える。

 6月の教室も閉鎖のまま使えない。
 教室は西宮市の建物だから、公民館などは
9月ごろに解禁になるだろうという噂。

「いつ始まるんですか?」という電話もかかるが、
9月に再開しても、次の二次感染のことを考えると集団での自力整体は難しくなるな。
 高齢者が多いので、余計に気を使う。

 オンライン教室を教えても、「自分にはできない」と始めから拒否されるので、中高年のネットアレルギーは相当なものがあるな。

 でも、世の中はネット時代になったのだから、いつまでもできないではすまない。 何とか私たち中高年も食らいついていかなければ、世の中明治維新になっているのに、ちょんまげと刀を持っている侍のようなものだ。

 私もこれを機会に指導を仕事にすることから、研究を主流にし、指導者研修は直接会場とビメオの配信で行い、今のオンライン教室だけを行うようになるだろう。
 体力的にそれがいいのかもしれない。
 平成元年から教室指導を始め、それで生活してきたが、どうやら32年目で引退となり、オンライン教室に切り替わるのかな。

 思えばまっしぐらにかんばった。
自力整体に対して、狂ったように没頭し、24時間考え続け、人生をかけて執拗に追求してきた。
 
 後はこれまで蓄積してきた知恵を整理して、次世代が継承しやすいように、HPの中の図書館に残していくのが仕事となる。
 現代日本は男性が介護状態になる年齢が、73歳、女性が78歳という。 そして死ぬまで7年から10年の介護を経てあの世に行く。
 「この年数を何とか少なくできないか」をテーマに研究を21歳から開始してきたが、このテーマは果たせなかったな。残念だけど。

 この介護の10年間に要する医療費は一人年間百万だから、このお金があれば、若い人の貧困問題は解決できるのに。
 老人たちが若い人の未来を食いつぶしているのだ。

 私たちはそんな老人にはなりたくない。
 次の世代の為に何を残せるか 若い人たちが幸せに生きられる道を用意するのが役目ではないか。

 私が自力整体を介護予防にしているのは、その為なのだ。 
 オンライン教室が拡がって、家族全員でお年寄りも介護予防の為に取り組んでくれたら、どんなに明るい未来になるか ワクワクする。

  一緒に、頑張りましょう。

by 矢上 裕

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