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DATE : 2020.12.04

つま先着地歩きの効果報告

研修の実技の気付きなんですが、報告したいことがあります。

最近、車が故障したため運転ができなくなり、よく歩くようになりました。
歩き方は常につま先歩きを意識していますが、一番たくさん歩いた日で10キロくらい、(田舎なのでバスも少なく、駅もとても遠いのです)
普通に歩けば、身体のあちこちが痛くなって、次の日筋肉痛になっているところですが、それが全くありませんでした。


その日の夜、ハムストリングスを伸ばす実技をやったとき、自力整体を90分やったときよりもものすごく柔らかくなっていたのです。
つま先歩きで30分以上歩くと、仙骨あたりがカーっと熱くなって、もも裏、かかと、足先、背中までがカイロを当てたように熱くなっていくので寒いのが全く気になりません。
歩いても歩いても疲れないので、車が使えなくても歩くのがとても楽しい、そういう日々を過ごしています。

ここ数年、秋冬は胃腸の不調から、舌苔がびっしりになって、ひどい便秘に悩まされていました。
そこで、研修後から普通食はやめて、野菜スープ、玄米がゆに切り替えてできるだけ胃腸を軽くしていました。
つま先歩きで歩くようになってから、さらに一日一回は便が出る身体になれました。
それにしても一日10キロ歩いても、全く疲れず筋肉痛にならなかったのはなぜだろう?と考えたとき、
偶然にも空腹に近い状態で歩き回っていたからではないか・・・と確信しました。

前回の研修で、年々エネルギーが落ちてしまっていることを報告しました。
今は、充電が切れたようなフラフラする感じがなくなって、どんどん元気になっています。
私は週に4,5回教室をやっているし、オンライン教室も受けているから、運動の類はもう十分だと思い込んでいました。
都会に住む人と違って、田舎は意識しなければ歩くことがほどんどありません。
私に必要だったのは、太陽を浴びながら空腹で手足を動かして気血水を巡らせることだったようです。


沖導師の断食合宿、矢上先生が昔されていたマキノでの研修のお話・・・
私は体験していないので、とにかく空腹で外を歩き回ることに対して苦行のようなイメージを持っていました。
自分からは決してやろうとは思っていなかったのに、偶然そうなってやってみると、身体は軽く、血流が良くなってどんどん元気になっていく。
不調の時は、お腹を軽くして動き回る方が元気になるということを、ナビになって5年経って、ようやく身に染みて理解できました。

今まで元気になるために、西洋医学的な栄養療法、東洋医学、いろいろやりました。
ですがエネルギーを上げて自然治癒力を高めるやり方が、一番効果が早くて体感しやすかったです。

このような発見をして、喜び勇んで自分の生徒さんに話した時・・・みなさんとっても苦い顔をしていました(笑)
それは矢上先生から初めて食べないことで元気になる話を聞いた時の、自分の顔でもあったと思います。
ですが無理強いせず、大切なことを繰り返し話してくださっていたことで、ようやく自分にも理解できる時がやってきました。
先生の忍耐と、慈愛に感謝しています。

※これほど歩いても全く身体が歪まず、痛みが起きなかったのは、自力整体で歪みなしのいい姿勢に整えていたことと、

歩くときの正しい知識が下地になっていたことも無視できません。知らなければ腰と膝を痛めていたはずです。

※つま先歩きでも、重い荷物を持ったり、急いで歩くと効力がなくなることも発見しました。

※同時に、空腹でも過度に歩きすぎると歪むという体験もしました。

by 矢上予防医学研究所

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