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DATE : 2020.09.24

あるナビゲーターの気づき

 

私は、緊急事態宣言を出された日に思った事がありました。

それは、自力整体が生活するための手段になってはいけないと。生徒さんが減って、自分の生活が苦しくなった時に、生徒集めに必死になってしまっては、自力整体のやる目的とはずれてしまう・・。そこで、すぐ職安に行き、介護の仕事を見つけ、今は、介護と自力整体の両輪で生活をしています。そして、このコロナによって、3つの気づきがありました。

一つ目は、「やらされること」と「自分でやること」では、疲れかたが全然違う事です。介護の仕事は、初めは、わからない事だらけで、一つ一つ教えてもらいながらやっていたのですが、本当にからだがクタクタになり、このまま続けられるのだろうかと何度も思いました。しかし、3ヶ月程たつと、やることもわかりだし、自分で仕事の計画を立てながらできるようになると、全く疲れず、この疲れかたの違いに自分でも驚きました。

二つ目は、自力整体のすごさです。介護の仕事でクタクタになった時に、身体中が痛く、そんな時に自力整体をすると、ウソのように、からだがラクになりました。今まで、毎日のように、自力整体をやっていて、ほとんど体に痛みがなかったので、自分自身がそれほど自力整体のすごさをわかっていなかった事を痛感しました。今も介護をしながら、自力整体をやっているおかげで、自分のからだが自力整体で救われていることを感じています。

三つ目は、自分の状況ではなく、自分の気持ちで、状況が変わるということです。私は、初めは、オンライン授業をすることをためらっていました。それは、やはり自力整体というのは、皆さんと一緒にすることで、その場の気が巡り、からだが良くなっていくものだと思っていたからです。しかし、あるナビにコロナで教室に来れない生徒さんが、オンラインをすることで、とても喜んで下さっているというのをききました。その時、もし、どんな形であれ、それを必要とされている方がおられるのなら、それも、良いのではと思いました。そして、今、オンライン教室をやっていますが、普通の教室同様に、生徒さんに喜んでもらえています。

そして、これからの展望として、自力整体を介護の世界にも拡げていきたいと思っています。

コロナさん、ありがとう。

by 矢上予防医学研究所

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