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DATE : 2024.04.20

女性の為の自力整体講座 1 伝統医学について

 この度、永岡書店から「女性の為の自力整体」という本を製作中で、現在執筆しています。

今日から 一日一話という形で、東洋医学、整体学、食養学について語りたいと思います。

 皆さんは身体の事は現代医学が発信している情報を中心に学んでいるというか、信じていると思います。でも、長い歴史と、世界中の多様な民族には、その時代や民族で西洋医学以外にの優秀な医学が存在するということを知っていただきたいと思います。

 私がこれからお話しする医学も、西洋医学が生まれる前から独自に世界の民族が経験と知恵を集めた医学のお話になります。いわば伝統医学です。

本当は東洋医学というのは中国の伝統医学のことを表しているのですが、東洋といえばインドも韓国も日本もあり、それぞれの国には西洋医学が入ってくる前から、それぞれの国で昔から行われていた治療術や養生法があるのです。

例えば中国では中医学、インドではアーユルヴェーダ、韓国では四象医学、日本では日本漢方や鍼灸、整体術、食養学などです。このような伝統医学は東洋だけでなく西洋でも同じで、今の手術と薬の西洋医学が発達する以前から、薬草学のアロマテラピー、骨格学のオステオパシー、カイロプラクティックなどがあり、各種セラピーと呼んで西洋医学では対応できない慢性病や老人病に対応しているわけです。

日本以外の国は西洋医学と並行して、これらの昔ながらの伝統医学も立派な医学として慢性病や老人病の解決法として活躍しているわけですが、日本は特殊な事情があります。

というのは、日本では明治の始めに、これまでの伝統的な食養や整体、鍼灸按摩などは禁止され、手術と薬の西洋医学のみを日本では医学と認めるという法律ができてしまったのです。

要するに昔からある伝統は明治を境に消えてしまったというのが、残念ながら日本の医学なので、皆さんは不調の時には西洋医学しか相談する場所がなくなってしまったのです。

それでも伝統医学の優秀性は民間に根強い人気があり、今は民間療法として残っています。

特に江戸時代の日本の伝統医学では、治療よりも予防に重きが置かれていました。

貝原益軒先生の養生訓などがその例です。

私が伝統医学・民間療法に興味を持った歴史をお話ししますと、

私自身、大学の2回生の時に母親が病気で入院していたものだから、毎日のように病院へ通っていたことがあります。

 その時に大学で中国の針麻酔という映画が上映され、中国では西洋医学と並行して昔ながらの医学が残っていることに感動しました。怪我やバイ菌などの緊急を要する場合は手術と薬で対応する西洋医学、慢性病や老人病など食生活の誤りや過労や加齢からくる病に対しては中国医学ときれいに分けて、患者さんがどちらかを選べるようになっていたのです。

 どちらかというと、伝統医学のお医者さんが西洋医学より上で偉そうにしていた印象があります。 そして私は手術と薬の医学ではなく、この伝統医学を学びたくて大学をやめて鍼灸学校に入ったのです。その時が20歳ですから、私の伝統医学のキャリアは50年を越えます。

 今回は手術と薬の西洋医学しか知らないあなたに、本当は何千年も前から民衆を救ってきた伝統医学というものがあり、「矢上 裕はこの伝統医学の研究者であり、西洋医学では対応できない慢性病や老人病に対して伝統医学の方法、つまり整体と食養を使ってその解決法を伝えようとしている」という前提でお話を聞いてほしいと思います。

by 矢上 裕

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