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DATE : 2023.02.17

「意拳」という武術の 打撃を受けた体験

矢上先生、すや子先生、真理恵さん こんにちは 東京の関 鎮正です。

いつもお世話になり、ありがとうございます。

なかなか近況が報告出来ず、申し訳ありません。

先日お伝えした自分の痛風について、食生活、睡眠など見直し、体の声を丁寧に聴くようにしています。痛風的な腎を傷めるようなことをしないように節制が続いているので、お陰様をもって悪い変調はありません。

体重も適正に減ったところから増えも減りもせず、足腰なども痛むこと無く事なきを得ています。

また最近の経絡治療整体がとても良く、気の流れている状態に幸せを感じます。

ただ逆に気の流れが突発的、事故的に止まるとこんな不調が起こるということがあったので、報告したいと思います。

私がかつて習っていた中国武術で「意拳」という武術があるのですが、その単発のセミナーがあったので、勉強にと行ってみました。やはり気や意念を大事にしている武術です。

腕をブラブラ振るスワイショウの後にそれを応用した突きの稽古をしたのですが、私は打たれ強いので生徒のみなさんに打ってもらったりして、打撃の強さはどのようものか試していました。

自力整体のお陰で、若くて相当力のある人の突きも、ダメージのエネルギーをアースして流すので、なんら影響することなく問題ありませんでした。

今度は、「ものは試し」と 先生に打ってもらいました。

威力もスピードも気配の無さも段違いで、これは厳しい!と思いました。見た目は全く軽い動作に観えましたが、当たると1トンくらいの岩の塊の尖端が高速で衝突したような感覚で、意識が飛びそうになりました。

ちょうど胸の真ん中から少し横を通る腎経のラインに当たり、衝撃波が背中の膀胱経に抜けました。

やはりフィジカルの強さだけの打撃に比べて、気や意念の入った打撃は違うなと思いました。

程なくダメージやストレスは抜け、少し痛いものの稽古は続けられました。

ところか稽古が終わりトイレに行きたくなって、オシッコをしようとしたら尿意はあるものなかなか出ないのです!

「ありゃ、これはあの打撃で腎・膀胱経の気の流れが止まったな。」と思ったので、腎・膀胱の経絡をさすって、固まったツボを探して通気しました。程なくスーといつも通りオシッコが出ました。

これは突発的なダメージによる「病気」「断気」の状態を偶然味わうことができ、改めて気の流れが生理作用や体を動かしているということを実感出来る貴重な体験となりました。

こうした事故のような突発的ダメージではなく、長期的な習慣や姿勢、体の偏った使い方によっても経絡の「気の流れが弱まる、止む」ことがあるのだろうと思いました。

それによって不調や病気が起こるのだろうと推測出来ました。

このような事故?の体験から、経絡治療の自力整体、益々普及していきたいと思いました。

生徒たちにも終わると体が温かくなり、楽に動けると好評です。

それでは25日のオンライン研修を楽しみにしております。

どうかよろしくお願い致しますm(_ _)m。

by 矢上 裕

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