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DATE : 2022.07.15

出産後の坐骨神経痛、便秘の改善例

こんにちは、お世話になっております。茨城県の○○です。

通信会員の方で、30代の方からの報告がありました。原文のまま共有させていただきます。

ーーー以下引用ーーー

一人目の子どもの出産後(12年前)から、腰の痛みが取れず(自然分娩で、産後は激痛でトイレまで歩くのも涙が出る位に辛かったです)、その後接骨院に通いましたが完治せず、左足に坐骨神経痛がある、と言われて過ごしてきました。

前回の教室で、開脚時に初めて左足に痛みがなく、あまりにビックリして、何度も足首を回してみたり…と確認していたら、阿部先生に「大丈夫?」と聞かれるほど、本当に嬉しくて痛みが出ない体勢をその場でじっくりと味わっていました。

更に嬉しかったのは、翌朝に便通が良くなったことでした!

一昨年から、資格試験の勉強や実技試験練習もあり、緊張からか、かなり便通が乱れていて、常にお腹が緩い状態でした。匂いもきつくて、でも誰にも言えず…どうしたら良いかと悩んでいたのですが、前回の教室後から今日まで約2週間、毎日朝起きてから30分位でスッキリ出るようになりました✨(blushing smile)

まだ滞留便までは出ないのですが…💦

嬉しかったので毎朝5分位ですが、起きてすぐに自分の楽になる自力整体をしていました。

特に踏み込みは、左足側にはやはり違和感があって、まだほぐれてないのを感じていましたが、

開脚(背中を壁につけて)では、お尻や太腿の付け根辺りの、今まで床に触れたことのない部分が着くようになって、時間のある時には気持ち良い感じを楽しんでいました😊

そして、今日の教室で、最後に踏み込みをした際に、初めて左足側の痛みや違和感が全くなく、右と同じように伸ばせて、本当に気持ち良かったです!✨

矢上 裕です。 それはおめでとうございます。

 ダイアリー読者の為にも、この出産後の坐骨神経痛と便秘についてのメカニズムを説明します。

 普通、出産の場合 下の写真の仙腸関節が左右バランスよく開いて、産道が拡がると良いのですが、もともと生理痛やPMSがある人は、右が開きやすく、出産時に左が3,右が7という開きで生まれてきます。




 こうなると、骨盤が右へスライドして、重心が左足に多くかかるゆがみが発生して、下のような状態になります。

すると、開脚しても左だけが突っ張り、左坐骨神経痛になってしまう。

それだけではありません。

 大腸の左下にS字状結腸(下の写真の黄色い所)という部分がありまして、その部分に便が溜まって便秘になるか、ガスばかりが出るかになります。これを滞留便といいます。

このようにして、出産時の仙腸関節のアンバランスな開きが元で、骨盤がゆがみ、腰痛、坐骨神経痛、便秘が持病のようになってしまうのですね。

それが自力整体で、ゆがみが正されて、痛みの消失と排便の復活を果たしたのです。

 おそらくこの出産性骨盤のゆがみは、半数以上の女性が経験しているのではないでしょうか?

 そうならないためにも、左右の仙腸関節がバランスよく開閉するように、出産前から生理が楽な身体を作っておかなくてはなりません。

 妊娠してから、安産のためにと自力整体を始めても遅いのです。

 今日は良い体験をシェアしてくれてありがとう。

by 矢上 裕

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