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DATE : 2021.05.15

最近の自力整体変化について

  「90分の授業の中で、実技の数が多いのではないか?」 という疑問がふと頭をよぎった。

  そして「身体を刺激している時間」 と 「その身体の反応を味わい感じている時間」 とを合わせて一つの実技でなければならない という風に思った。

 「味わう時間、ため息をついて深呼吸をする時間」 これを省略してはならない。

 自力整体で刺激を与える ⇒ 身体がそれに対して反応する ⇒ 身体の反応を味わう ⇒ そして次の刺激に移る。

 この流れを忘れてはならないのに、次から次へと刺激を与えるカリキュラムになっていた。

 反省である。

 これは人同士のコミュニケーションにも言えるな。

 一方的に一人がしゃべり続けて、相手がどう感じているかを気にしないコミュニケーション。

 一言話して、相手の反応を見て、相手の意見を聞いて、それから自分が話すというコミュニケーション。

 そうだ、自力整体とは、身体とのコミュニケーションの時間なのだ。

  私たちナビゲーターは、このコミュニケーションの場所を提供し、そして実技の誘導を提供しているのだ。

 もしかしたら、多くのナビゲーター達は、生徒が自分の身体とコミュニケーションをする余裕もなく、実技を次から次へとやらせているのではないか。 と 考えた。

 だから、実技の数を半分に減らそうと、今模索中である。

身体とのコミュニケーションが可能な、余裕のある実技を提供しなければならないと思う。

by 矢上予防医学研究所

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