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DATE : 2019.12.10

終活について考えた 

 こうやって毎日、この日記を書いていると、
 通信を書くときに「面倒だな、また書かなければ」
 などという気持ちが起きなくなっている。

 やはり、書くという毎日の習慣が役に立っているし、
 日々犬の散歩や銭湯の湯船につかっているときに
「今日はどんな発見があったかな」と振り返ってしまうので
 毎日何かしら感動の種を探す癖がついた。

 最近ハマっている本がある。 それは老人向けの本。
 例えば定年後をどう生きるかなどという本である。
 私は自営業なので定年がなく、死ぬまでこの仕事が続き、 
 途中でバタッと死ぬことになる予定だが、
 定年が決まっている人たちはどうするのかが知りたいから。

 人生100年時代、年金以外に死ぬまで2千万必要と書いてあるが、家さえあれば、健康のためにご飯と納豆の一日一食生活をすれば、年金だけでまかなえるはず。酒代は別にして。

 「終活」という言葉もあるな。
「終活コンサルタント」という資格検定もあるらしい。
 何でも金にしようというのがあさましい。

 毎年健康診断の案内が来るが、私は行かない。
 検査して何か見つかり、ビクビクして生きるのはいやだもの。
 未来のことを考えて用意するという性格ではないから
 保険などは全く入っていない。
 まだ来ない未来の不安につけこむ保険産業が嫌いなのだ。
 妻や子供も「保険金は不要」と納得している。

  今私の足元には、来年20歳になる犬が寝ている。  
 彼女は終活もしないし、保険も知らない。
 ただただ今を生きているだけだ。立派ではないか。

 見習えよ人間ども。 堂々と生き死ぬ 犬たちを

by 矢上 裕

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