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DATE : 2020.07.14

抗重力筋についての発見

 私たちは地球に住んでいる以上、頭のてっぺんから大地に向けて地球の重力を受けている。身体が大地から浮かないように、頭の上に重しを載せられているわけだ。

 この重力に抵抗し、押しつぶされないように上に伸びようとする筋肉が抗重力筋である。要するにジャンプする筋肉が抗重力筋。

 年老いるとこの抗重力筋が弱り、身長が低くなり、脊椎間や関節が狭くなり神経圧迫が起こるのだが、この抗重力筋を衰えさせる歩き方がかかと着地歩き、衰えさせないのが、つま先着地歩きであることがわかった。

 今秋から、授業の前教室を開ける15分から、私はつま先着地歩きで会場を歩いている。すると全身の伸びようと働く抗重力筋が働いて、関節や背骨の隙間が開くので、自力整体をやる時に関節が柔らかくなる。最高の準備運動ではないか。

 特に壁に背中を当てて、万歳するのがやりやすくなるのだ。ということは、お年寄りの身長が縮むのを、つま先着地歩きは防いでくれるし、関節の不調の予防になる。これは大発見である。何としても流行らせなければいけない。

 私も長年、かかと着地を推奨してきた。

 でも、方向転換だ。 誤りを認めて新しい歩き方を勧めていこう。

 

 

 

by 矢上予防医学研究所

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