JOURNAL

お知らせ・日記・動画など

DATE : 2023.02.02

滞留便と便秘の違い

私事ですが、滞留便を出してみたく、勇気を出して10月末から18時間断食を始め3ヶ月がたちました。元々私は大食いです。

自力整体に出会ってから、少しずつ少しずつ18時間断食に近づけて来て、今に至ります。

食べる量が減った事と、今までの「食べてから出す習慣」から抜け出せていないのか、

3日に1回しか出なくなりました。

恥ずかしながら最初の1ヶ月は小さな黒いコロコロ便で、出すのも大変な程でした。

今は大きな長い便が出ますが、3日に1回なので滞留便までは程遠い感じです。

お昼ごはんにミカンとリンゴ。夜はバランスを考えて食べたい分だけ食べています。11月にフルーツ3日断食、1月にお粥3日断食もやってみましたが、やはり変わらなく、お腹で食べ物が溜まってから出るというペースです。

体重は 2年前の養成スタート時には63キロ。

18時間断食を始める時には56キロに減っていました。

今は58キロと2キロ増です。これはお腹に便が溜まっている事になりますね。

20年前まで酷い便秘に悩んでいて、その後お尻の病気を機に、毎日排便出来る様に生活や食生活を自分なりに整え、1日1回排便でやっておりました。

この腸内環境で20年やって来ていますので、18時間断食の腸内環境に慣れるのに時間がかかるのでしょうか?

滞留便を体感してみたく、続けておりますが、出ない原因は何なのか?

何かお気付きの事があれば教えて頂けたら幸いですm(_ _)m

でも18時間断食を初めてからは確実に身体は楽になっています。

重ねて日常にしている週5日の自力整体で身体は凄く快調です。

経絡呼吸を取り入れてからは、自分でも驚く程、疲れのない、痛みのない身体で毎日過ごしています。

自力整体との出会いに感謝しています。ありがとうございますm(_ _)m

矢上 裕です。

 私がいろいろな機会に滞留便のことを話したり、書いたりしたものだから、自分も滞留便が存在すると思っているのですね。 それは誤解です。

 滞留便は腰痛や坐骨神経痛、ひざや股関節の痛みの人には存在しますが、それ以外は存在しないと考えて良いと思います。 

 というのは、滞留便は左のS状結腸に溜まっており、その重さで左足に重心がかかり、左仙腸関節がきつく閉じ、右がゆるゆるになり、下のイラストのようなゆがみを作ります。

 そんな状況を解消するために考えたのが、断食に近い「正午~18時までに食べ、それ以外は空腹で過ごす18時間断食」 です。

 これをやると、食べない時間が長くなる分大腸の元気が回復するので、S状結腸が動き出し、溜まっていた滞留便を押し出そうとするのです。

 この時に、軽い腹痛を伴って滞留便(下痢ではないが水分だけの便で、大腸の奥に留まっている)が

出て、その瞬間に左S状結腸の重さによって、左重心になっていたのが左右均等に体重がかけられるようになり、骨盤が水平になるのです。

 この時に足腰の痛み(腰痛、坐骨神経痛、股関節痛、膝の痛み)が楽になるというわけです。

 要するに滞留便の排除は足腰の痛みの治療法なのであって、その不具合がない人には存在しないと考えてください。もちろん例外はありますが、便秘とはまた違います。

by 矢上 裕

OTHER POSTS

その他の最新記事