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DATE : 2022.02.11

しんどい実技への 取り組み方

オンライン教室受講生の報告

最近のオンライン教室で後半に行っている、筋肉強化運動の流れがとても効いています。

強化運動は矢上教室でやると爽快で、最後に立って前後に歩くことで、バランスがさらに整っていくのを感じます。リズムも楽しいです。

私の教室は40代~60代の女性が中心なので、自力整体には気持ちよさと癒しを求めて来ている人が多いと感じていました。

なので、筋トレを行うことにどうしても躊躇してしまい、回数を減らしたりやらなかったりと、私のさじ加減で変更することがありました。

生徒に媚びていたのだと思います。

そして私自身も生徒を理由に自分にも手加減していたなと、先日の先生の日記を読んで考えました。

私の気持ちよい回数を行い、生徒も自分の最適回数を見つけるという、自力整体の基本を忘れずに伝えていきたいです。

いつもありがとうございます。

今後ともよろしくお願いいたします。

矢上 裕です。

 気づいてくれてありがたいです。

 私自身カリキュラムを作るとき、楽な方向へ流れないように気をつけています。

 自力整体の基本である、「ほぐして、左右均等になるようにして、再発しないように強化する」という流れを「ほぐし」だけにしてはいけません。

 癒しという言葉は便利な言葉で、何もせずに仰向けで寝ているだけで、ナビゲーターがこれは「癒し」ですというと、生徒は本気にします。

 本来東洋医学の針治療は、刺激療法であり、身体にびっくりするような刺激を与えて、身体がそれに反応して自然治癒力を呼び覚ますものです。

 自力整体もこれと同じで、身体にいつもと違う刺激を毎回の授業で与えなければ、からだは慣れ切って刺激にはならず、自然治癒力の呼び起こしもならず、ちっとも変化しないわけです。

 しんどいことを繰り返しやることによって、身体をそれに慣れさせてしんどいと思わなくなることを強化といいます。 同じことをやって、いつまでもしんどく感じるようであれば強化になっていない。

 人生も同じです。 

「しんどいことは避けて通るか」 

「しんどいことに自分から適応していき、強くなるか」

  自力整体を習慣化することにより、 つらいことに対しても逃げずに積極的に挑み、自らが適応していくという性格になっていくといいですね。

by 矢上 裕

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