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DATE : 2021.12.07

わが道、阻にして且つ長し、行き行き、重ねて 行き行く

〇〇です。 このところの調子を報告します。

オンラインの次の日はいろいろなところにきしみがでて、不具合を感じるのですが、また次の日は不具合も消えて調子が良いのです。

けれど去年の自分を思い出すと、がぜん動きやすくなっている私がここにいるわけで、そう考えると良かったなぁとホッとします。

私がこう感じたから、自力整体の良さを伝えたいと思って話しても、賛同する人は皆無です。

情熱が足りないと言われるかもしれませんが、人間の脳が洗脳されていると感じます。

つまり悪くなったら誰かに治してもらうと考える人ばかりで、運動やトレーニングなど教えていたこともありましたが、「治してもらう自分ひとりでは所作もやらない」と言い切る人もいて、先頭に立つことを私はやめました。

関節を痛めて自力整体を真面目に取り組む機会をいただき、主体的に生きる力を授かったと感謝申し上げます。

今日のダイアリーは同感しました。

伝えていくことはたいへんですが、今の私はとても共感します。

少しもわかっていない私かもしれませんが、私は自力を信じられてうれしいです。

ありがとうございます❗

 矢上 裕です。 共感してくれてありがとう。

 面白いもので、脳を持っている人間は自分の信じている世界で生きているので、同じ空間に生きていても別の世界で生きているのです。 

 価値観の違う人を、こちらの価値観に引き入れることは容易ではありません。

 そんな無駄なエネルギーを使うより、自分の信じた道を突き進む方が良いと思います。

 私は高校時代に漢文で習った語句が好きで、部屋に張り付けていたことがあります。

 それは、「わが道、阻にして且つ長し、行き行き、重ねて 行き行く」という言葉です。

 阻というのは、障害が多いという意味です。

 それと同じような歌があります。 私の年代なら誰もが知っています。

 「君のゆく道は 果てしなく遠い なのに何故 歯を食いしばり 君は行くのか そんなにしてまで」

 治療師の世界へ21で入門し、ひたすら人間のからだというものを追求してきたのですが、

結果として

「人が人を治すというのは無理であり、それは本人がやる仕事であることだ。それがわかりながら治療費をもらうなんて私にはできない」と、治療師を廃業し、ヨガの世界へ入り、自力への道に至ったのです。

 医学が発達すればするほど、人から自立心を奪ってしまいました。 

からだを学ぶ教育も奪われ、無知な国民がテレビや製薬会社のコマーシャルで洗脳され、40兆円の医療費がかかっているわけです。

 信じている人が多いことが世間の常識となります。 それは「真実ではないことでも」 です。

 日本人の国民性として、「親方日の丸、お上の言うことは正しい」というのが染みついています。

 「何かがあったら医者を頼れば、なんとかしてくれる」で生きています。 

 私の今生では、国民の甘えという催眠術を解くのは無理だと思いますが、このことだけは次世代に残したいと思います。 高校時代に部屋に張っていた張り紙に書いてあった

 「わが道、阻にして且つ長し、行き行き、重ねて 行き行く」という言葉の通りの道を歩いています。

 写真は、鍼灸師時代の私です。

by 矢上 裕

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