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DATE : 2021.05.22

今日は質問に答えます。

 質問 

足指を意識して生きてこなかったところ、ここ2、3か月で足指の踏ん張りをすることで体にみえてくることもあります

家の中で草履を履くようになり、鼻緒をつかむ力が軸足は弱いことがわかりました。

・足指意識すれば、指周辺に気配を感じて老人が小さい段差でつまずくことが減るかもと思います。

5月17日の日記についての質問です。」

4,「人は軸足側に不調が起こる ズボンをはくときに、最初に足を入れる方が軸足です」

とありますが、立つ足は軸足なので、逆な気がしますが、どうなんでしょうか?」

 矢上 裕です。

 実際にやってみてどうでしたか?

 私は左足が軸足です。 どうしても左足から出ないとズボンははけません。 他の人に聞いてもそうでした。

 私は思うのですが、先に軸足にズボンを入れてから、その軸足にしっかり体重を乗せて反対の足にズボンを入れようとしているのだと思います。 ちなみに靴下を履くときも軸足から先です。

 それと、「軸足は鼻緒をつかむ力が弱い」 とありましたが、その通りです。 草履がよく脱げるのは軸足です。

 理由は軸足は足裏で大地を押して、身体を支えるのが仕事ですので、膝を伸ばす伸筋群が強く、逆に足指で床を蹴る屈筋が弱いのです。 だから鼻緒をつかむ力が弱く、その為にひざの痛みになりやすいわけです。

 もう一人からの質問です。

ブログ「人は軸足側に不調が起こる」を読んで質問があります。

私自身のことですが、目を閉じてしばらく立ち瞑想をしてから目を開けると、身体が左斜めに向いています。

研修動画を見ながら行なった際に歩くようなつもりで、そしてピアノを弾くように足指を小指から順に一本づつ床につけるようにと意識して体重移動などしていたのですが、目を開けてびっくり!

向きが45度近く左側を向いていました。

初めて気がついた時は骨盤の歪みが大きいのかと思い、腸腰筋ほぐしやうつ伏せでの梨状筋ほぐしをいつもより回数を増やしてみたりしました。左右差はそれほどでもないのになぁと思いながら。

今回のブログを読んで、あぁ、これが軸足が片側にかかりすぎているからなのかもと思い当たったのですが、そうなのでしょうか。

先生の書かれている軸足の調べ方でみると私の軸足は左足になります。

軽いですが、左足外反母趾もありましたが足指歩きをし始めてなくなっていきました。

現在、顔を左右に動かすと左首筋につっぱり感があります。これがなかなかとれません。

うつ伏せから左横向きでの胸ほぐしの際は坐骨神経圧迫の刺激がきつく感じます。

でも鼠蹊部は右側のコリが強いです。

右膝の強張りが出る時がありますが、足指強化整体が入り無くなりました。

沖縄三線を弾く時に上半身が左側に捻れているかなと感じるようになりました。

矢上 裕です。お答えします。

 軸足側の上眼窩から背部筋肉にかけてコリがあり、軸足でない方は鼠径部にコリがあります。

 なので、左足軸足の人は、左の上眼窩の指圧は痛いですし、首筋も左が突っ張り、腰は左腰方形筋が縮んでいるので、うつぶせでの胸圧迫ねじりは左がつっぱり(下の写真)、同時に左坐骨神経痛が出やすい状態になります。

 まさに今のあなたは、教科書通りです。

 軸足側に体重がかかりすぎるからそうなるのであって、自力整体で左右対称にかかるようになるとコリは消えます。

 軸足は、反対側の分まで働いているので、疲れているのです。

by 矢上予防医学研究所

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