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DATE : 2025.07.10
7月10日(水)プログラム
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DATE : 2025.07.10
7月10日(水)プログラム
膝立ちで頭の後ろで手を組んで、背中を反らせた後、四つん這いで手の甲を床に抑え、内関を膝で指圧、指を反らせて、手首を伸ばす心包経刺激 左右行ったら四つん這いで肘直角、肩甲骨を背骨に寄せる刺激、踏みこみ
10,手の少陰心経、小腸経刺激
膝立ちで小腸経の腕骨指圧、伸ばし、小指をつかんで心経刺激
11,頭の後ろで手を組んで、背中を反らせていく
12,,脇のばし、腕を内側にねじって大腸経刺激
13,四つん這いで肘直角、肩甲骨を背骨に寄せ、踏みこみの一連
休憩
ミニ講義・・・自分の中の二人の自分が、治療する側と受ける側の二役を演じる。
私が治療家だった時代は、患者がいかに脱力してくれるかに苦労した。 触り方、言葉のかけ方、相手の関節の動かし方、鍼の刺し方、笑顔、上から目線で命令口調にならない、相手の現状を受け止めたうえでの勇気づけなどである。 治療行為というのは、「患者さんがこちらを信頼して心を開いて、脱力して身を任せてくれる」までが7割、後の3割が治療家の技術なのである。
こういった治療家時代の私の患者さんに対する気遣いを、自力整体実践者の皆さんは「自分の中に患者さんがいて、治療家の自分が治療している姿が自力整体である」を認識、イメージして欲しい。
すると、ゆっくり、優しく、丁寧に 刺激することができる。
結局、人は自分が自分にやっていることを人にもやっているわけで、人にやっているようなことを自分自身にもやっている。
ある報告によると、医学生の教科書である医学大辞典には「自然治癒力とか、癒される、癒える」という文言が載っていないそうである。 だから医療は自然治癒力を知らず、「何らかの処置をしなければ治らない」という観点しかなく、「相手の自然治癒力が強くなるような刺激を与える」という東洋医学の観点がない。 つまり、「治すのは科学や技術であり、本人の力ではない」という常識に囚われている。
自力整体実践者は、「今、私が自分に与えている刺激によって、本来身体が持っている自然治癒力を高め、身体自身が自らを癒すように仕向けているのだ」という意識なしでは、本当の自力整体のすごさを味わえないであろう。 「どの自力整体実技がこの症状に効くのか」という質問に対して私は「どんな刺激をしても自然治癒力が高まらない限り、治りません」というだろう。
そろそろ、自力整体の技術が治すという傲慢な考えは排除しなければならない。
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