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DATE : 2021.11.23

昨日の続き、痛みの相談を受けた時

 ナビゲーターの仕事をしていると、昨日のような生徒からの痛みの相談を受けることが多い。

 その時の対処法について述べてみましょう。 もし、私に質問があるなら、その診断結果を教えてほしい。

 痛みの相談を受けたらまず、3つの診察をしてほしい。 ただし患部を触ってはいけない。

 〇 一つ目の診察が視診である。

 壁から10センチ離れて背にして(何故壁を背にするのかといえば、後ろの余計な風景がない方が良い)立たせて

 正面から見た左右差、横から見た骨盤の後傾、前傾、重心が前かかかとか、後ろから見た骨盤と肩甲骨の左右差

 を診察する。

 〇 二つ目が動診

 歩く姿を後ろから見る。 前から見る。 

その場で目を閉じて足踏みをさせて、どこへ曲がっていくかを見るねじれ検査。(写真下)

 〇 三つめが問診。

  • いつ頃から痛くなったのか、
  • 何をしているときが痛むのか、
  • 自分で思い当たる原因は? 
  • 何をした時に痛みが楽になるのか?
  • 自分ではどうしたら良くなると思うのか

 これだけの情報があれば、原因の特定ができる。 特定ができたら治し方は原因を外すことだから自動的にわかる。

 特に問診は、相手が自分で治し方を発見することもあり、是非 うまい質問をしてほしい。

by 矢上 裕

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