JOURNAL

お知らせ・日記・動画など

DATE : 2026.09.20

誰もいない教室で一人で、自力整体をやる

誰もいない教室で一人で、自力整体をやるということ

ナビゲーターの○○です。(66歳、指導歴1年)

17日のダイアリーの矢上先生の「誰もいない教室で一人で自力整体をやる」というメッセージにとても感動しています。

 「教室に誰も来なくても、自分のために自力整体をやる」

これは、私、やっています。

おかげさまで、今は一人でやることはほとんどなく、生徒さんが数人参加していますが、最初の数か月はお部屋を借りて使用料を払って、一人でやっていて、それがとても楽しかった。

3時間ほど借りていて、最初の1時間は静かに自分の内側の心と身体を瞑想していました。

それから1時間半ぐらい実技をして、そのあと30分はまた自分の内側を瞑想していました。

 それがとても気持ちが良くて、今も生徒さんが来る1時間ほど前に部屋に入り、一人静かに自分の内側をながめて、生徒さんが来たらプログラムを始めます。

授業でも最初と最後は自分の内側を瞑想する時間を5分ずつ取り、1時間40分くらいの教室にしています。

 プログラムの内容も、自分のコリや疲れが取れるような気持ちの良い自力整体をして、自分の気持ちの実況中継をしていると、自分も生徒さんも巡りが良くなって、気持ちよくなって嬉しいです。

たとえ、誰も来なくても自力整体教室で自分の内側の心と身体を向き合いながら変化していけば、きっと誰かしら共感して、来てくれるだろうと感じます。

 「人数が多いとか少ないとか」 「評判が良いとか悪いとか」 そんな目標を追いかけるのではなく、

自分が心から喜べるもののために、一瞬、一瞬を楽しみたい。

そして自分に正直に生きたい。 

自力整体で感じる心地よさ、安らぎ、静かな深い喜びを教室という空間の中で追求していくライフは

なんと豊かなんだろう。 それを楽しみたいです。

自力整体との出会いに感謝でいっぱいです。

矢上からのコメント・・・

 中々の名文です。 自力整体をこのように愛してくださるとは嬉しい限りです。

 この文章は手紙で、それも原稿用紙に丁寧に書かれて送られてきました。

 現代の、コスパ、結果第一主義、「少しでも他者より早く、多く、大きく、強く」を求めて生きている人が多い中、とても素敵な、優雅な、そして豊かな生き方をなさっている。

私はこのような方を、「内側の成功者」 と呼んでいます。

研修などで多くのナビゲーターと接していると、「矢上先生、私は生徒数がこんなに増えました。頑張っています」と報告というか自慢をする人がいますが、私は「それはわかったけど、あなた自身は喜べているの?」 と思う時があります。 

人数の増減にとらわれ、生徒にお愛想笑いをし、日々の指導で神経をすり減らし、疲れ切っているようであればそれは自力整体ではありません。

自力整体は自分が楽しむものです。 そして自分の楽しみをおすそ分けするのが指導です。

 実は私は27歳から35歳までの8年間、自力整体の開発のためにヨガを学びに関西のヨガの組織に入り、インストラクターをしていました。

 その組織では本部道場があり、支部があり、また各地のカルチャーセンターに指導員を派遣してもいましたが、私はそのカルチャー担当指導員の管理部長をしていました。

そして、毎週月曜の夜の10時から、師匠の自宅にこのカルチャー担当指導員が集まって報告会をするのです。 (指導員が夜の教室指導を終え、各地から集まるにはその時間しかなかった)

私は部長ですから、一人一人の指導員の教室生徒の人数の増減を計算して師匠に全員の前で伝え、人数を減らした指導員には注意をするのが仕事でした。

まるでその場は営業会議のようなものです。

そんな中にいて、私はいつも「これは本来のヨガの在り方ではないよな 数だけを追い求めて、指導員はへとへとになり、毎週月曜のこの時間をビクビクしながら待っている。 それも夜中の2時までその会議が続くので、皆 睡眠不足になりながら、翌日の教室に出向くわけで、こんなんでは指導員がヨガを喜べていないし、生徒が増えるわけがない」と思っていましたが、怖くて師匠には言えません。

 そんな経験が、現在の 「ノルマを作らない、数を追わない」教室運営になっているのです。

 下の写真は、ヨガ指導員時代で、大阪の八尾西武文化教室で指導している30歳ごろの私

その下の写真は、教室指導員の管理部長時代で、指導員の人数の増減を報告書に記載している姿(顔は笑っているけれど、本心はこんな仕事嫌だと思っている)

by 矢上 裕

OTHER POSTS

その他の最新記事